- 市内
- 市外
味美二子山古墳
昭和11年に国の史跡に指定された味美二子山古墳は、6世紀前葉(約1500年前)に築造されたと考えられる、春日井市で最大の規模を誇る墳長94mの前方後円墳です。
公園の整備に伴う発掘調査で現周溝の外側に溝が確認され、大量の埴輪や須恵器が出土されました。出土の集中する箇所が墳丘造り出し部分の延長上にあたることから、何らかの祭祀が行われていたと推察されます。
内津神社
愛知県と岐阜県の県境に位置し、「延喜式神名帳」にも記載されている由緒ある神社です。
昔から武将の尊崇が厚く豊臣秀吉の朝鮮役にも戦勝を祈願して、この社頭から軍船用の帆柱を伐りだしたと言われています。
円福寺
奈良時代 養老7年(723年)に開創され、室町時代初期 建武2年(1335年)の書物「八百比丘尼」の伝説にも登場する歴史あるお寺です。
円福寺から白山神社に続く「鎮守の森」は往時の緑に包まれ、当時の面影を残しています。
落合公園
春日井市の中北部に位置し、朝露光輝く緑があり、平成元年には「日本の都市公園100選」の1つに選定されています。
景観が美しく、公園中央部には七色の色彩を放つ夜間照明を備えた噴水があります。
春には90種類約1000本の桜が開花し、夏には納涼まつりが開催されます。
道風記念館
小野道風誕生伝説地に建つ、書専門の美術館です。
小野道風に関する資料や、奈良時代から現代までの書作品、中国古代の碑拓本など、多くの書道関係資料を所蔵し、様々な書の展覧会を開催しています。
密蔵院
医王山薬師寺密蔵院は、嘉暦3年(1328年)に、慈妙上人によって開山された天台宗延暦寺末中本寺各です。
戦国時代末期に衰退したものの、寺運盛んな時代には全国に700余りの末寺を有していました。
往時の隆盛を偲ばせる建物としては、室町時代初期に建立された多宝塔があり、重要文化財に指定されています。
熱田神宮
皇位継承のみしるしである三種の神器の1つ草薙神剣をお祀りする熱田神宮。
古来より伊勢の神宮に次ぐ格別に尊いお宮として全国から篤い崇敬をあつめ、年間650万人もの参拝者が訪れます。
犬山城
室町時代の天文6年(1537年)に織田信長の叔父である織田信康によって創建され、天守は現存する日本最古の木造様式です。
木曽川のほとりの小高い山の上に建てられた天守からの眺めはまさに絶景です。周辺に広がる犬山城下町の古い町並みが当時の面影を残しています。
小牧城(小牧市歴史館)
永禄6年(1563年)小牧山に織田信長が、美濃攻めの拠点として地の利を得たこの山に築城し、清州城から居城を移転するため山全体を要塞としました。
天正12年(1584年)小牧・長久手の戦いでは、徳川家康の陣城となりました。山麓を取り巻く二重土塁や堀、虎口などはこの時に築かれたものです。
昭和2年(1927年)国の史跡に指定され、昭和5年に徳川家から小牧町へ寄贈されました。
現在は、山全体が公園となっており、桜の名所として有名で、天守閣からの眺めは絶景で、晴れた日には飛騨山脈や乗鞍岳まで眺望できます。
田縣神社
田縣神社は、毎年三月一五日に檜製の男性シンボル、大男茎形を神様にお供えする「豊年祭」で有名な古社です。
境内には、大小様々な大男茎形が祀られており、子宝安産の御利益を求めて大勢の参拝者が訪れます。
徳川園
徳川園は池泉回遊式の大名庭園で、矢田川の河岸段丘を生かした高低差のある地形、既存の照葉樹の森や立体的に迫る大きな岩組みが特徴です。
そのほか新緑や牡丹、花菖蒲の花々など四季を通じて楽しめる庭園となっています。