こんなことしました！里山体験【田んぼと森の学校】⑨
里山体験【田んぼと森の学校】の第9回目（全9回）を3月1日（土）、2日（日）に開催しました。
今回で最終回、一年間の締めくくりです。次の里山体験へ、未来へのつながりをテーマにした体験をしました。子どもたちがいつもまかないで食べてきた味噌汁の味噌やシイタケは先輩の里山生が作り、残してくれたものです。そこで未来の里山生に美味しいシイタケを残すべく「シイタケのほだ木」を作りました（味噌は前々回に仕込み済み）。また、里山の田んぼには雑木林から腐葉土を回収し、養分となるよう撒きました。この腐葉土も先輩たちが腐葉土になるよう落ち葉を集めて積んでくれていたものです。人と自然が共生する里山では、森と田んぼはつながっており、過去と未来もつながっています。日々、自然と過去からの恵みを私たちはいただいています。子どもたちは里山のサイクルと自然を理解し、過去の里山生とのつながりと未来の里山生につなぐことを学びました。最後の昼食はバーベキューです。自分たちで作ったもち米を使った餅や先輩たちのシイタケなどの食材を、自分たちで作った炭を使って美味しく頂きました・・・。
ということで第33回里山体験【田んぼと森の学校】は、無事終了しました。4月にはじまり全9回にわたり様々な活動に取り組む子どもたちを見守ってきました。自分のことは自分でできるようになり、自信が芽生え、好き嫌いを克服しようと頑張り、できなかったことに挑戦していく姿が見られました。仲間を思いやるやさしさや、自分の考え持って行動する自立心が見てとれ、大きく変わったな～と感じました。そして旅立ちのときです。卒業祝いのお餅をスタッフでつきました【里山体験用おもちつきショート動画(外部)】
いつもこのコーナーをご覧いただいている皆様は、この非日常体験満載の里山体験に我こそは参加してみたい！子どもを参加させたい！という思いが高まっていることでしょう。ここで朗報です！来年度生が現在募集中です（コチラからどうぞ。3/15まで）おかげさまで、すでに多くの申し込みをいただいておりますが、まだまだお待ちしております。ありがとうございます。
最後になりますが、キャンプカウンセラー「みろく会」のみなさん、安全にかつ円滑な運営にご協力をいただきありがとうございました。みなさんのおかげで実りある事業になりました。また4月からはじまる第34回里山体験【田んぼと森の学校】もよろしくお願いいたします！
里山の 自然のつながり つないでく
一年間 思いうかべて またいつか 【詠み人：子どもたち】
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