こんなことしました!里山体験【田んぼと森の学校】③
7月13日(土)、14日(日)に里山体験【田んぼと森の学校】の第3回目(全9回)を開催しました。梅雨は作物にとって大切な時期です。田畑に降りそそぐ豊富な雨は、成長に必要な水分をもたらします。里山体験で育てている、稲(田んぼ)やさつまいも(畑)も恵みの雨のもと、すくすくと育っている…と思いきや、さつまいも畑は一面、雑草に覆われており、さつまいもの苗は小さいままで全く育っていません。前回(6/1)に子どもたちが苗植えをしてから、6週間なにもせず放置していたのが原因です。生い茂る雑草の多さにとまどう子どもたちでしたが、きれいに雑草を取り除き、保水のための藁(わら)を敷きました。
里山環境の自然の中で、作物を育て、収穫の喜びを味わうことにより、生きるために重要な「食」について子どもたちに考えてもらう、というのがこの里山体験【田んぼと森の学校】の基本コンセプトです。であるにも関わらず、今回はわれわれスタッフに、作物にたいしての愛情と感謝の念が欠けていました。次回以降、子どもたちとともに、あらためて「自然からの恵み」について考えていきたいと思います。
食べるため ひとつひとつの 草取りだ
雨の日の みろくの頂上 きりが立つ 【詠み人:子どもたち】