こんなことしました!冬のファミリーキャンプ
12月にもかかわらず季節外れのあたたかさに包まれた里山では、紅葉も少し残り、木々の間からは、やわらかな陽ざしが差し込んでいます。おだやかな晴天のもと、12月9日(土)、10日(日)に冬のファミリーキャンプを開催しました。
はじめに、ファミリーごとに自己紹介をしました。自己紹介の中で、家族にとっての「今年の漢字」を発表し、なぜその漢字にしたのかというエピソードも添えることで、お互いの家族をよく知ることができました。和やかな雰囲気の中、キャンプスタートです。
クリスマスリース作りでは、少年自然の家周辺の雑木林を散策し、材料となるツルや松ぼっくり、赤い実のサルトリイバラなどを採取しました。ツルで輪をつくり、木の実などを装飾してリースにします。季節の自然素材を使ってリースを飾りつけることで、温かみのある自然な雰囲気が漂います。また家族で工夫して個性的なタッチを施すなど、オリジナリティに溢れたリース作りを楽しみました。夕方には、テラスで天体観測を行い、冬の星座を観察しました。冬の空にひと際輝く木星は、望遠鏡を通して見ると、木星の縞模様やガリレオ衛星が浮かび上がり、その美しさに息をのみました。家族で宇宙の神秘に触れた、感動的な体験となりました。翌日の餅つきは、他の家族ともコミュニケーションをはかり、チームワークで美味しくなめらかにつきあげました。手作りの喜びと美味しさを実感し、食べる姿は笑みがこぼれました。
キャンプの経験は子供の自立心を伸ばし、協調性を養い、コミュニケーション能力を育みます。またキャンプという場で家族で協力し、目的を達したことで、より絆を深めることができました。