うれしい!高級食材?「ヤマドリタケモドキ」見つけた!!
「ハチミツしぼり体験」でしぼりたてのハチミツを使った野外料理を炊事場で楽しんだ後、片付けが済んで、ふと雑木林の方に目を向けるとキノコが並んで出ているのを見つけました。傘は薄茶、ぞの裏は肉厚なスポンジ状(イグチ科の仲間)、軸は太くしっかりしていて編み目のような模様があります。
よく調べてみると、イタリア料理の高級食材のポルチーニ茸に似ている「ヤマドリダケモドキ」です。このキノコは、里山の樹木と深い関係にある『菌根菌』です。キノコの菌糸が木の細い根を覆い、菌糸を根の細胞と細胞の間に入り込ませて共生しています。そうすることで、土の細かい粒子のすき間に菌糸が拡がって効率よく土の中の水分や養分を集めることができるのです。そのお礼に木は光合成で作った炭水化物などの栄養素をキノコに提供します。例外もありますが、菌根菌のキノコと樹木はWIN WINの関係にあります。
このキノコは、梅雨から初夏にかけて手入れされた里山の雑木林で見つけることができます。食用として、バターやトマトソース、クリームなどと相性が良いそうです♪