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動物

春を待つテングチョウ

3月7日(土)~8日(日)に里山体験【田んぼと森の学校】⑨という1泊2日のイベントがあり、小学4~6年生の仲間たちが集まりました。初日は時折小雨がまじる中、炭焼き(かまだし)、落ち葉かき、田おこしをしました。2日目は打って変わり春の訪れを告げるような穏やかな日になり、シイタケ菌打ち、植樹をしました。

 2日目の朝早く集合場所に集まった子どもたちと菌打ち作業の準備をしていると、そこにひらひらとチョウがまいながら通り過ぎました。羽にある柿色が目にとまり参加者の子どもたちと追いかけました。その場では種名がわからなかったのでそっと近づきながらカメラで記録だけしました。

 早速、事務所で図鑑をひろげ調べてみました。羽の模様をくらべながら見ていくと、まもなく該当するチョウが見つかりました。その名は「テングチョウ」とありました!?なぜこんな名前なのだろう?と不思議に思いました。 よく見るとそのネイミングから理由がわかりました!!頭の先が天狗(てんぐ)の鼻のように長いのでこの名がついたようです。やはりよく見る(観察する)ことは大切なことだと改めて感じました。平成27年3月14日

 ※チョウの多くは蛹や幼虫で越冬しますが、このチョウは成虫で冬越しをします。

 

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(写真:テングチョウ)