こんなことしました!里山体験【田んぼと森の学校】⑦
2025年あけましておめでとうございます!いつもこのページを見ていただきありがとうございます。本年もよろしくお願いいたします。YouTubeも随時更新していきますので、ぜひご覧ください。
新年はじめの事業は、1月11日(土)、12日(日)に開催した、里山体験【田んぼと森の学校】の第7回目(全9回)です。
前回まで(第1回~6回)は「田んぼ」での米作りが中心でしたが、今回からは「森」について学んでいきます。
はじめに、雑木林の成り立ちについて学びました。キーワードは生物多様性と植生遷移(しょくせいせんい)、萌芽更新(ほうがこうしん)です。生物多様性とは、たくさんの種類の生きものがにぎわい、それぞれつながりあって生きており、そのつながりによってバランスが取れた状態のことを言います。ただ、時間の経過とともに木々などの植物群が日差しのない真っ暗な原生林へと変化(植生遷移)してしまいます。そこで必要となるのが、私たちが行う「木を切って自然を守る」伐採です。伐採により、日光を確保し、生き物がたくさん暮らせる雑木林を保ちます。伐採された木の根株からは、萌芽更新により新たな萌芽が育ち、林が若返ります。
というように、頭で理解したら、いよいよ実践です。子どもたちは、のこぎり、太枝切り、剪定ばさみを使い、うっそうとした林の木を、どんどん切り進めていきます。「受け口」「追い口」といった伐倒方法にも慣れ、さすがチーム里山!スタッフの予想以上の働きで、見通しの良い明るい林に一変させてくれました。
ひと汗かいたあとは「里山ファーム」で作物の収穫です。今回は、10月に種をまいた大根です。まだ小ぶりでしたが、みずみずしくてあま~い大根に育っていました。スタッフYが3カ月間見守った(お正月も水やり)かいがありました。子どもたちも採れたての大根の美味しさに思わず笑顔です^^あらためて自然からの恵みに感謝しました。
次回は今回伐採した枝を炭焼きにして「炭づくり」をします。自然からの資源をあますところなく使います🔥
里山の 未来のために 木を切ろう
みそづくり みんなの菌で うまくなる 【詠み人:子どもたち】