こんなことしました!里山体験【田んぼと森の学校】⑥
11月16日(土)、17日(日)に里山体験【田んぼと森の学校】の第6回目(全9回)を開催しました。
11月中旬、里山の朝は秋が深まり、冬への移ろいを感じられる光景が広がります。木々は紅葉し、舞い落ちた枯葉は色鮮やかに地面を彩り、風の音とともに、鳥の声が心地よく響きわたります。
米作りの工程で、前回(10/12、13)、脱穀と唐箕(とうみ)がけをし、籾(もみ)袋2袋分の籾を収穫しました。今回は、もみすりと精米です。もみすりは籾から籾殻(もみがら)を取り除き、玄米にします。玄米の中から、黒い点のある米や緑色の未熟米を手作業で取り除き、精米機で精米しました。精米後の米をみて、その白さと光沢、手触りに喜びの声が上がりました。4月の「もみまき」に始まり、7ヵ月間、子どもたちが自分の手で育ててきたお米です。実際にお米に触れてみて、自然からの恵みに感謝する心が育まれたと思います。
お米(もち米)は翌日に餅つきをして、とってもおいしく笑顔でいただきました。ごちそうさまでした!
ということで、里山体験【田んぼと森の学校】の田んぼシリーズは今回で完結です。次回からは雑木林の手入れを通して、人と自然が共生してきた里山の生活を体験します。
一年の 努力がつまった もちつきだ
わらないで あんだ縄での 大繩だ 【詠み人:子どもたち】
第4回(10/6)に、さつまいもが終わった畑に、みんなでいろいろな冬野菜を植えました。すくすくと順調に育っています!収穫が楽しみですね!