こんなことしました!里山体験【田んぼと森の学校】⑥
11月18日(土)、19日(日)に里山体験【田んぼと森の学校】の第6回目(全9回)を開催しました。
秋が深まり、朝晩は寒さを感じる季節になりました。里山の木々も紅葉を迎え、差し込む陽の光が色鮮やかに輝いてみえます。
前回(10/21、22)は刈った稲の脱穀と唐箕がけをし、籾(もみ)を外しました。今回は、もみすりと精米です。もみすりは籾から「もみがら」を取り除いて玄米にし、精米は玄米から「ぬか」を取って白米にします。機械で行いますが、機械では取れない斑点米などは、子どもたちが丁寧に手作業で取り除きました。精米した白米(もち米)は一晩浸水させ、翌日にもちつきをしました。もち米を蒸し、臼(うす)に移し、杵(きね)を使って潰してからついていきます。初めてのもちつきに、杵を持つ手つきや、もち米をつくリズムに戸惑いはありましたが、徐々に要領を得て、上手につくことができました。すべて自家製のおもちは新鮮で風味豊かです。つき上げたもちはもち切り器でカットし、自分たちで作った「きな粉」、まかないの「雑煮」、職員が掘ってきた自生の「自然薯」、粒あん、ツナなどとともに美味しくいただきました。
4月のもみまきに始まり、田植え、稲刈り、脱穀、精米までをすべて体験したことで、自然とのふれあいや労働の大切さ、また食べ物のありがたさを身をもって感じることができました。
他には、nスポで早朝ランニング、わらないで作った縄で大縄跳びをし、体も喜ぶ二日間になりました。