春を告げるマンサク
2月も中旬になり、たくさん雪を降らせた冬もそろそろおしまいですね。今年の冬は例年より寒かった分いつも以上に春が待ち遠しく感じます。まだ寒さが残る春日井から春を告げるマンサクの便りです。
築水の森のマンサクの木は弱って枯れるなどあまり元気がありません。それでもわずかに残っているマンサクに出会えるとうれしく思います。マンサクは葉よりも先に、黄色いちぢれた花びらをつけた不思議な形の花を咲かせます。今日はまだまだ寒いので花に昆虫などが寄っている様子は確認できませんでした。もう少し暖かくなるまで気長に待つのでしょうか。ところで、マンサクという名前の語源を調べてみると、マンサクは春に他の花に先駆けて咲くので「まず咲く花」ということでだんだんと「まんさく」になっていったという説があり、また、漢字で書くと「満作」、豊年満作の満作で縁起が良いことから当てられたそうです。今年は花芽も多かったのでしばらくの間春一番のお花見を楽しめそうです!!
(H30.02.16)
写真(マンサク)