グリーンピア春日井[都市緑化植物園]

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2月15日(水)のきまぐれ日記

キンカチャ(金花茶)とハイドゥン(海棠)【緑の相談所に展示中】

ツバキは日本原産の植物で、野生種のヤブツバキやユキツバキから世界中で多くの品種が作られました。

しかし、黄色のツバキは無く、中国南部でキンカチャが発見され、発表された1965年当時は「幻の黄色いツバキ」として持てはやされ、1980年代に日本でも栽培、販売されてきました。

暖温帯から熱帯の植物のため、露地栽培は難しく、鉢で育てられています。

一方、ハイドゥンはベトナム北部が原産の赤いツバキで、ベトナム語のHi duongの日本語読みで、カイドウツバキ(海棠椿)とも呼ばれています。

これもベトナムのグエン王朝で愛され、正月の花として使われてきました。

葉の形や大きさ、蕾の形、蝋細工のような質感は同じ系統のツバキに思えます。

 


キンカチャ                 ハイドゥン